@article{oai:reitaku.repo.nii.ac.jp:00000989, author = {井上, 優}, journal = {言語と文明, Language & Civilization}, month = {Mar}, note = {富山県南砺市井波地区の方言(井波方言)の平叙文専用の終助詞は、Ⅰ「チャ、ワ」、Ⅱ「ゼ、ジャ、ガ」、Ⅲ「ゾ」という三つのグループからなる。Ⅰ「チャ、ワ」は話し手の判断のあり方を表し、終助詞を用いない文(φ)とともに、「暫定的判断(ワ)―確定的判断(φ)―既定事項確認(チャ)」という体系をなす。また、Ⅱ「ゼ、ジャ、ガ」は、既存の認識と現実とが矛盾する状況において、話し手がその矛盾にとまどっていること(ゼ)、話し手が自分の認識を誤りと認めて現実を受け入れること(ジャ)、誤った認識が存在する(存在した)ことに話し手が違和感を覚えていること(ガ)を表す。Ⅲ「ゾ」は聞き手に対する情報の受け入れ要請を表す。}, pages = {101--112}, title = {終助詞の意味の体系性に関する試論―富山県井波方言の場合―}, volume = {15}, year = {2017}, yomi = {イノウエ, マサル} }