@article{oai:reitaku.repo.nii.ac.jp:00000987, author = {趙, 妍姗}, journal = {言語と文明, Language & Civilization}, month = {Mar}, note = {本稿では、「現代日本語書き言葉均衡コーパス」(BCCWJ)を用いて、形式名詞「くらい」と条件表現「なら」が複合した「くらいなら」の用例を分類した。「くらいなら」には大きく〈程度〉〈比較〉の二種の用法があり、それぞれ「予想範囲内/予想範囲外」、「許容範囲内/許容範囲外」の二つに細分することができる。また、「くらいなら」における「くらい」は、形式的には形式名詞であり、用言句を名詞化する機能を持つと同時に、意味的には、それぞれの用法において、事態の〈程度〉を述べるために用いられている。「くらい」で事態に程度性を付与することが、事態に対する評価的な意味が生み出されることにつながる。}, pages = {61--79}, title = {「くらいなら」の意味用法について}, volume = {15}, year = {2017}, yomi = {チョウ, エンサン} }